中国の海洋権益とAIIB。

中国の南シナ海埋め立て「強く反対」 Ｇ７首脳が一致 対ロ制裁は継続 ：日本経済新聞

中国の南シナ海問題と、ロシアのウクライナ問題、全くもって解決の糸口が想像できません。

武力による解決はもってのほかですが、話し合いでなんとかなるのか。。

ロシアの場合は、経済制裁の継続でジリジリとボディブローを効かせる感じなんのでしょうが、欧州自身もロシアの資源に頼ってるわけだし、中国に至っては、AIIBに主要国が参加しちゃってて、中国に頼らざるを得ない状況だから、経済的な策は打てない状況。

Ｇ７がいくら懸念を表明したところで、中国には屁みたいなもんでしょう。

こうなったら時間が経つのを待つしかないか。

10年後、中国はおそらく経済的に頭打ちから右肩下がりになるでしょうから、その時に、他国がどういうスタンスを取るようにするか、その時機を待つ。

当然ながら、その時には、海洋にあらゆる埋め立てが行われてるでしょうが、苦しんでるであろう中国を近隣諸国が交換条件をつけながら、その権益を共有していくような動きか。

そのためには、先進諸国が東南アジアをしっかり支援していくことが重要でしょう。

ただ、厄介なのが、AIIB。

中国がこれにより、東南アジアを潤わしたら、なんも言えなくなっちゃう。

長期的な視点で、AIIBの行く末を見定めて参加国が主体的に、信念を持って挑まないと、色々大変な歴史が作られる気がしてなりません。