habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

意外と多い、「妥協」という民主政治のプロセスをメディアはしっかりと報じるべき。

女性宮家検討を明記 退位付帯決議案、与野党が合意へ :日本経済新聞

 

テーマがテーマだけに、ということもあるが、これぞ民主政治。

 

多数派だけの意見ではなく、少数派の意見もしっかりと聴きながら、互いの「妥協点」を見出し、折り合いをつける。

 

多くの国民は認識していないようだが、国会で審議される多くの議案は、このように与野党が激しく対立せずに、互いの妥協をしながら、法案を審議し、成立させている。

 

メディアは、政局になるネタばかり報道するが、こういった法律制定プロセスももっとしっかりと報じるべきなのではと思う。

それによって、「政局」的な審議事項も、なぜ与野党が激しく対立するのか、その重要性を国民が理解し、国民的な議論にできるのでは、と思う。

 

正直、「揉め事」が起きていないネタは、メディア的にはつまらないかもしれないが、「揉め事」の重大さ、与野党がなぜ折り合えないのかを際立たせ、論点を理解しやすくなるのでは、と考える