標的型メールとAI戦争。
標的型メールの脅威(上)手口巧妙、水際対策に限界 不審察知、AI活用急ぐ :日本経済新聞
標的型メールへの対策については、技術的なこともそうだが、社員への訓練をいかにするかが最も重要だ。
ただし、敵は巧妙。
どれだけ意識していても、業務に関わる内容を研究されればされるほど、ウィルスかどうか見分けがつかない。
私自身も、会社のメールで怪しいものをいくつも受信しているが、最近はおもわず開いてしまいそうなメールが増えてきた。
もう、基本的には知らないメアドから来たメールの添付は開かないようにしているが、世の中の経済行動が制限されかねない異常な状況だ。
とはいえ、どうしたって、メールの添付ファイルを開いてしまう人もいるだろう。
今度は侵入された後の対応になるわけだが、記事の通り、AIの登場だ。
人的な対応ではやりきれない部分を、ロボットにお願いするわけだが、一方で攻撃する側もAIを搭載してくるかもしれない。
普段はなにくわぬ顔をして、攻撃対象に潜伏し、あらゆる情報を蓄積しながら、攻撃力を高めていく。
ここぞというときに、攻撃開始だ。
潜入当初はヤムチャだったのが、あれよあれよという間にフリーザになる、そんな感じか。
サイバー戦は、AI戦の時代になりつつあるかもしれない。
善の知能を持たせられるか。人間次第だ。