歴史教育の重要性は、全世界共通だ。
フランスが、パリ同時多発テロを経験し、極右政党が躍進しつつあると。
テロは当然許されざるべき行為である。
フランスへのISのテロの根源には、中東各国の国境線を勝手に決めてしまった、1916年のサイクス・ピコ協定が原点と言われている。
フランスには移民が多いが、初めてフランスに移民してきた人たちは、生活をより豊かにするためであって、フランスにより恩恵を受けた人も多いと聞く。
ISに参加するフランス人は、その二代、三代後の人達だ。
欧州各国も、そしてテロを巻き起こす人達も、これまで先人たちがしてきた行い、それは良いことも反省すべきことも、理解し、それをもって未来を考えられているか。
日本の歴史教育は、ここ数年、常に政治的な議題になっている。
小さい頃から歴史を学ぶ意義、これを世界が共通認識を持つことが重要なのかもしれない。