habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

歴史教育の重要性は、全世界共通だ。


欧州、広がる極右支持 仏地方選で躍進、テロ不安取り込む :日本経済新聞

フランスが、パリ同時多発テロを経験し、極右政党が躍進しつつあると。

テロは当然許されざるべき行為である。

だけど、フランス、ロシア、そしてアメリカ、イギリスを中心としたシリアやイラクへの空爆報復は、本当に物事を解決するのか。

フランスへのISのテロの根源には、中東各国の国境線を勝手に決めてしまった、1916年のサイクス・ピコ協定が原点と言われている。

フランスには移民が多いが、初めてフランスに移民してきた人たちは、生活をより豊かにするためであって、フランスにより恩恵を受けた人も多いと聞く。
ISに参加するフランス人は、その二代、三代後の人達だ。

欧州各国も、そしてテロを巻き起こす人達も、これまで先人たちがしてきた行い、それは良いことも反省すべきことも、理解し、それをもって未来を考えられているか。

日本の歴史教育は、ここ数年、常に政治的な議題になっている。

小さい頃から歴史を学ぶ意義、これを世界が共通認識を持つことが重要なのかもしれない。