habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

首相の仕事は、方向性を決め、人事でやる人を決めることで、ほぼ完了。

一億総活躍・TPP対策、財政健全化に配慮 来年度予算基本方針 :日本経済新聞

一億総活躍社会ってのがイマイチ評判が悪い。
確かに、ワードのセンスの問題はあるかも。

また、「具体性」がないという批判も多い。
私はこれには疑問を持つ。
総理大臣、トップの仕事なんてのは、政策の方向性、目標を定めることであり、具体策は各省庁大臣等以外で決めればよいのだから。

方向性を決め、その推進を任せられる人事を行うことで、ほとんどの仕事は終わる。
うまくいかなかったら責任を取る、または選挙で問う。

しかし、イマイチと思われてしまう理由の一つとして、新3本の矢とか一億総活躍社会とかってのは、目標や方向性にも関わらず、政策のような扱いをしてしまってることだ。

新3本の矢って、矢ではなく的だ、とどこかの教授が言ってたが、まさにその通り。
どう打ち出すかで、受け手が受け止めが変わってくる。

まぁ、粛々と今はよくわからない一億総活躍に向けて、これから具体的な行動や政策に落とし込んでいただくとして、野党は何をやってるんだろうか。。