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habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

電通問題に見る、日本企業の3つの課題。

(迫真)電通事件の衝撃(1)「勧告で済まさない」 :日本経済新聞

 

時間も忘れて、遮二無二働きたい人もいるだろうから難しい問題なんだが、今回の電通事件で重要なポイントは3つだ。

 

1つは、人時生産性の低い日本の脱皮。

もう1つは、働く者の自立。

最後は、その自立と自社の発展とのバランスを見極め、差配できるマネジメント層作り。

 

一部メーカーを除き、生産性の低さは日本が抱える大きな問題。

今回、命を落とすことになった、高橋さんのツイッターなどをみていると、資料作成を夜中というか朝方までやって、しかもその努力を認められない、といった内容のことが書いてあったが、それを見る限りでは、非生産的な仕事をしていたと思われる。

日本を代表する企業の電通の利益率は、世界の視点で見れば、異常に低い。

 

働く時間が短くなっても、利益を拡大できるための仕組み、事業の見直しが必要だろう。

それは日本の企業全てに対して示唆してくれた課題だ。

 

次の、働く者の自立について。

自らの将来と現実を見極めて、自分の人生にとって、今何を選択すべきか、働く側もしっかり考えなければならない。

正直、私も普通に考えたら、激務といえる時間を、20年近く費やし続けているが、それに対して何も思わない。もちろん体力的にきついときめあるけど、自分が目指す地点と、自分の現状の力を考えたら、必要だと思うから。

 

本当に、自分の人生にとって必要なのか、最適な選択を常に考え、判断する、自立的な生き方が問われているのだろう。

 

最後にマネジメントの問題。

働く者の自立と言っても、若い人たちは適切な判断ができる確率は少ないかもしれない。

そこは、上司、先輩が助言し、彼、彼女の人生と、企業や事業の成長のバランスをいかに取れるかにかかっている。

電通事件においては、この3つめの問題がもっともできていなかったことだと考えている。

 

いずれにせよ、働き方改革という時流の中で、「働く」ことの問題提起がなされた。

大切な娘の命を、これからの日本社会のために無駄にしないようにと行動した、高橋さんのご両親に感謝をしたい。