habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

そろそろ加計学園問題収束しようぜよ。本質的な問題と課題を整理して、次に生かすっていう風にしたいよね。

加計 水掛け論に終始 首相関与の有無晴れず :日本経済新聞

 

加計学園の一連の話において、本来考える問題点はただ1つ。

 

  • 国民のお金が、国民に納得できる形で使われているのか。

 

ということだ。

首相とお友達だろうがなんだろうがは、関係ない。ぶっちゃけ、加計学園ありきであっても良いのではないか。国民が納得できる説明があれば。

 

なぜ、獣医学部が日本に必要で、加計学園が選ばれたのか、本質的なこの点を、もっとしっかりと国民がわかるように説明すべきだし、報道されるべき。

 

その上で、選択の過程の中で、反省すべき点(国民に説明しづらい点)があったのなら、改めるべきだし、それを野党も具体的な指摘し、提案すべき。

 

政府は、ゴニョゴニョ言ってるから余計に我々は疑念を持つ。

はっきり言ったら良い。決めた理由を。

そして何か問題ありますか?といえば良い。

 

これ、そろそろ前に進まないと、また色々と出遅れますぜよ。

 

 

 

 

閉会中審査にみる「強さ」を演出する難しさ

閉会中審査のやりとり :日本経済新聞

 

気に入らない状況になるとカッとなって強いモノの言い方になる安倍首相が、今回の閉会中審査では、これまでの反省を生かして、実に、しおらしい対応に徹していた。

 

一強体制の中で、強い態度を見せると、どうしても「独裁」的に感じてしまうのだなぁと思いつつ、急に謙虚な態度になると、ずいぶん弱まった感じに見える。

 

置かれている状況やタイミングによって、「強い自分」をどう見せるかって重要だと改めて感じる、安倍さんの今回の答弁。

もう、状況的に強気の言い方ができなくなってしまったのが、安倍さんの最大のピンチなんだろうな。

 

 

 

少子高齢社会対策と同じくらい喫緊な課題に対する、認識というか覚悟が国は不足しているんでないか。

(経営の視点)「フランスの孫正義」と大統領 政府とタッグで事業創出 編集委員 関口和一 :日本経済新聞

 

そうなんだよなぁ。

政府も、AIだー、IoTだー、それで第4次産業革命のリーダーシップを取るんだー、って言ってる割には、それに対する予算的覚悟が全然足りない気がする。

 

もちろん、限られた財布の中で、あっちを立てればこっちが立たずだから、新しいことよりも既存のことの方を気にしとかないと、選挙戦略的に難しいんだろうけど。

でも、「こういう日本を目指すから、今この時は、この分野に国家的投資をする」っていう大胆な発想があっても良いのでは。

あとは民間が必死こいて考える。

 

そうでないと、本当に日本の将来はないと思うんだな。

少子高齢社会対策と同じくらい、喫緊なことだと思う。

 

防衛省内の「非暴力テロ」は、トップが脆弱だと認識されてしまったから起きた。

日報、稲田氏の了承が焦点に :日本経済新聞

 

この問題、まぁ、大規模組織においてよくある「非暴力テロ」みたいなもんで、ある派閥が冷遇されたときに、権力者に対して弱みを突く戦略だろうな。

 

自衛隊の場合は、背広組と制服組とか、陸海空軍間の主導権争いとか。

 

リーダー、つまり防衛大臣が人心掌握していれば問題ないのだろうけど、そういう状態ではないってこと。

 

テロを仕掛けている人たちは、防衛大臣を攻めたいのではなく、自分たちの派閥を押さえつける他派閥を陥れたいわけだ。

 

トップがしっかりしていればそんなことは起こさないから動かないんだろうけど、トップが脆弱なことがわかったから、行動に移したという構図が見える。

 

まぁ、良い学びとして、稲田さんはまた次の機会を得られるように出直すしかないな。

頭の良さだけでなく、「人心掌握」の術をつかむ(法律の範囲で)こと、これが政治家として成功する上で、最も重要な能力の一つなのだろうから。

 

 

「旧態依然」のメディアがグーグルを陥れようって、アホか。

(真相深層)米新聞2000社、ネット2強に異議 広告「寡占」巡り集団交渉訴え、動かぬ独禁当局にしびれ :日本経済新聞

 

んー、こういう対立構造を古いメディア連合が仕掛けるってことは、もう負けを認めた悪アカギをしているようにしか見えないなー。

 

新聞社などの価値ってのは、発する情報そのものであって、本来、その届け方はなんでも良いわけで。

 

時代にあった形で、価値のあるコンテンツを欲しい人に届けられるようにする。

価値があれば対価を要求するのは当然で、それを今の時代にどう適用するかが重要。

 

価値への対価をどう取るか、そのビジネスモデルの変換にチャレンジする必要があるわけで、「既存のモデル」を壊すことを恐れた時点で負けだ。しかも負け組で徒党を組むなんて、未来がない。

 

グーグルやフェイスブックだって、もう何十年先を見たビジネスの種を撒き始めている。

 

そんな、「未来の準備を進める現代の覇者」が、「旧態依然の負け組」がなんとかしようってったって、かなうわけない。

 

現代の覇者を利用しながら、未来の覇者を目指す。

 

そんな骨太な「旧態依然からのユニコーン」が、社会、人々の生活を変え、価値をお金に変えることができるのではないだろうか。

 

都民ファーストの不透明感は、民心が離れることにつながる。

問題山積「小池都政」 イエスマンと諮問機関だらけの大混乱 (デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

 

都政の「透明化」を最大の課題に挙げている小池さんに対して、「都民ファーストの会」は、決して透明感があるわけではなさそうだ。

 

小池さんの党代表辞任は、幹事長すらも知らない事態。

都議会議員のマスコミ出演は、党が全て管理する、と。

それは民間並みの広報対応っていうけど、民間並みにする必要性は、この分野ではない。

コストの考え方とかを行政が同じレベルにするのはわかるけど。

 

今の状態が続けば、民心は離れる。

 

小池さんの手腕が問われるこの課題。はたして。

ネット販売は動画の時代。「誰から買うか」がネットでも求められる時代になってきた。

ネット通販、動画花盛り 1分で商品紹介、生中継も Cチャンネル、画面ボタンで購入/メルカリ、買いたい人が直接質問 :日本経済新聞

 

スマホの普及と、洗練されたUIにより、スマホでモノを買うだけでなく、スマホでモノを売ることが当たり前になってきた。

 

メルカリの出品の手軽さは、人々に、「自分も小売が簡単にできる」という体験を与えた。

 

しかし、人がモノやサービスを買う場合、もちろんそのものの質を見極める必要があり、同時に、それを売る「人」がどんな人であるかも重要。

 

ネット販売ではこの見極めが、とても難しく、その販売する人のSNS、ブログなどを通じて理解、把握するしかなかった。

 

それが、動画の時代になった。

 

誰もが「テレビショッピング」の出演者になれる。

同時に、「売る人」が見えることで、「人」による選別も出てくる。

ジャパネットの高田社長みたいなもんだ。

 

これから、「カリスマ販売員」が出てくるのだろう。

 

と同時に、顔の見えない人は淘汰される時代になるはずだ。