habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

電通残業問題における、ご遺族様の行動について思うこと

残業上限規制「やり遂げる」 首相、遺族と面会 :日本経済新聞

 

ご遺族様達の行動が、国のあり方を変えつつある。これ、すごいことだ。

 

愛娘が命を落とすと言う悲しみの深さは計り知れないが、そこから社会のために行動するってのは、相当な覚悟。

残業上限だけの問題ではないとは思うし、ベンチャーやってる人間にとっては、24時間365日仕事してることになんの不満もないが、それは自分のこと。

社会全体から考えれば、このご遺族様達の行動は今後の日本にとっての宝だ。素直にそう思う。

 

自分には何もできない、政治は遠いなんて思っちゃいかん。

行動すれば、し続ければ、社会を良くできる。

ロボットに「曖昧さ」を求めること自体に無理があるのかもしれない

ローソン、健康志向に応じ商品提案 LINEでAIが対応 :日本経済新聞

 

AIによるボットチャットって、もっと盛り上がると思ったけど、今の所イマイチな感じがする。

 

私自身、AIプラットフォームを使って自分で開発してみたり、他社のサービスを使ったりしたけど、なんだろう、ピンときてないんですよね。

 

一番良かったのは、配送状況を確認できるやつ。

事実を確認するためのものだったら、しっくりくる感じかな。

曖昧なことはどうも気持ち悪い。

面白くない感じかな。

人間だと、返す言葉やタイミングなどに、その人となりを感じることがある。良いも悪いも。

それがないからかな。

 

もしかしたら、ロボットに人間特有の曖昧さを求めること自体に無理があるかもしれない。

所詮、デジタルはゼロかイチであって、それが魅力。はっきり言えないことをはっきり言ってくれるのがロボットの良いところなのかもしれないし、本能的にはそれを期待しているのかもしれない。

小池新党の死角を考える

「小池新党」政界かく乱 都議選で大量擁立へ 自民・民進に離党の動き 協力の公明も警戒感 :日本経済新聞

 

小池新党、この調子でいけばほんとに過半数取れるかもしれないくらいの勢い。

 

都議会伏魔殿を敵に設定し、孤独にも立ち向かう姿への応援は強い。

 

そんな中で、死角を考えてみた。

 

1. 自民党を離党できない小池さん

 実は未だに自民党員であることを知らない都民もいるのではないか。

新党に入ろうとしている自民党員には離党を要求し、自らは党員であり続ける構図。

これは、「覚悟のないリーダー」というレッテルがつく恐れありだ。

 

2.大量当選による新人議員の質

 大阪維新の会のそれが問題になったように、どこまで身辺調査ができるのか。

一気に付け込まれる可能性ありだ。

 

個人的には、特に1の件が気持ち悪さがある。

ほんとにこのまま小池さんは自民党員であり続けるのか。

国政と地方行政は違うということなのだろうが、とてもわかりにくい構図だ。

ここを整理しておかないと、何かのきっかけで、崩れる可能性があるだろう。

共産党の教育無償化に関する立場がわかりづらい。

同床異夢の教育無償化 自民・維新、改憲にらむ 民進・公明は慎重 :日本経済新聞

 

無償化にできるんなら、した方が良いんだけど、意外なのが、共産党が出し渋っているところ。高等教育のみ、無償化って。

わかりづらいなー。

 

しかも、現憲法堅持だから、無償化に関する憲法改正も反対。

 

生活が苦しい層としては、高等教育よりも、そこまでの費用の方が大変。そこをなんとかして欲しくて、それができるのって、共産党が一番かなと思ったけど、逆って。

 

本気で政権狙うなら、もっとわかりやすくしてほしいな。

東芝には外部から「劇薬」を。

主力行、半導体分離迫る 融資継続 東芝、出資提案を再募集 :日本経済新聞

 

伝統ある企業の統治不全は劇薬を投じないと復活は難しい。

 

JALを稲盛さんが改革し、V字を見せたように、全く別の経験を持つカリスマ経営者のトップダウン改革が復活への手段の一つだと思う。

 

社会に役に立つ技術を持ち、それをさらに進化させようとしている現場の人財があるのであれば、まだまだ光はある。

 

劇薬を期待したい。

何かの事業で成功したということは、他が真似できない何らかの資産がその会社に積み上がったているはずで、それを正しく応用すれば、新たな事業を生めるはず。

キタムラ、129店閉鎖へ 写真プリント回復見通せず SNSで共有増える :日本経済新聞

 

色々と時代の波に乗れなくなった業界ってあると思うけど、この「写真屋さん」はトップランクにあげてもおかしくない業界だろう。

 

写真屋さんで記念写真撮影なんて、もはや子どもがいる家庭しかやらないし、そこのマーケットを完全につかんでいるのは、スタジオアリス。そこの牙城を崩そうとするよりも、やはり、これからの時代を見据えた新たな一歩が必要なんだろう。

 

そもそも、プリント技術って、どんだけ専門的なことが必要なんだろうか。

もし、そこに特別なものがあるのであれば、それを起点に色んな事業を考えられる。

富士フィルムが、本来持っていた技術を生かして、化粧品や医薬品を作り、大成功しているように。

 

時代とともに提供する価値は変わるはず。

そのとき、何らかの事業で成功したということは、そこに他の会社には真似できない資産があるはずだ。

 

それを生かすも殺すも、経営判断次第。

 

キタムラの今後に期待したい。

オフィスに出社するのは、性悪説に基づいてるからかな。

進む働き方改革 ソフトバンク、フレックス勤務でコアタイム廃止 :日本経済新聞

 

働き方改革ってのは、限られた人材を最大限活かせるようにすること。

 

はっきり言って、最近はオフィスまでの通勤時間がむだに感じてきた。

 

そもそも、なぜ、こんなにも、人は会社に出社しなければいけないのだろうか。。

このストレスのかかる満員電車に揺られ、1時間とかかけて、出勤する。

 

電車遅延っていって、遅れてくる人がたくさんいる。私の上司のような人は、ほぼ毎日「電車遅延」。

そしてその遅れるという連絡を受け、返信する。

無駄だ。。

 

オフィスに行かなくても仕事ができる世の中だけど、それでも毎日行かねばならないようにしてるのは、性悪説なのかもしれない。

「人は一人で働くとさぼる」と。

 

ほぼ毎日、電車遅延とか言ってるクソみたいな人は、確実にサボるだろう。

でも、どうせいつでもサボってるから、働き方が変わっても同じか。

 

やっぱり、こういうのは上から改革だな。