既得権益者は自身の認識と現場の実態のズレが大きいことに気づきなさい。
私も以前、この内閣府の規制改革会議というものに、提案者として参加させていただいたことがある。
そのとき体感したのは、「既得権益」を持つ人たちと、それとつながる政治家、そして監督官庁の役人たちの防御力の高さ。
ゼロか100かを狙ったら確実にゼロになってしまう規制改革。
だから、50位を提案し、結果、10で落ち着く。そんな感じだ。それでも一歩前進。
政治とはそんな感じで進んでいくんだな、と。
そこで強く実感したのは、
・現場のことはみんなわかっていない。だいぶ感覚がずれている。
・だから、「既得権益」はもはや現場、消費者にとっては何の「益」も無く、そんな「権益」を持ち続けても、これから自分たち自身にとっても何ら効力を発揮しないということに気づけていない。
ということ。
だったら、ビビって50を提案するより、100を提案して散った方が良いのかもしれない。ゼロ回答を繰り返す既得権益関連者に現場とのズレを気づかせるために。