右の人間ではないけど、象徴天皇は日本にとって必要なんだと思う
「象徴天皇」って、なんだかどうにも説明できないけど、このベトナム残留日本兵の奥様の、天皇に対する気持ちが、まさに「象徴天皇」って、こういうことなんだな、ってのを説明してくれている。
いわゆる、心の拠り所なのかな、日本人にとって。
無神教だと、心の拠り所がない。
天皇陛下は神様でもなく、一人の人間だけど、だけど、「この人に優しく声をかけられたら、なんか救われた気がする」っていう存在。
そういう存在になるための努力は計り知れない。
なんだろ、理性の塊というか。そういう意味では、人間らしい本能を抑えているというか。
私は、右の人間ではないけど、でもこの天皇陛下の存在っていうのは、やはり日本人にとって必要不可欠だし、本当に国がやばいことになった時に、一言言葉を発することで救うことができる、最後の存在なんだろう。それが「象徴」たることなのではないだろうか。