偽ニュースを発するものを誰がどう評価するか。
(ニュース解剖)ポピュリズム、SNSが温床か 偽ニュース、世界の秩序揺さぶる :日本経済新聞
ネットに関連する事業をしているものとして、悩ましい問題。
上記の記事には書いていない、解決というか、改善の方向性としては
・発信者を評価する仕組み
通報はもちろん、その人が本当に正しい情報を発するものか、ユーザー側が評価し、その評価したものを評価する、という評価チェーンの仕組み。
ということくらいしか思いつかない。。
最近思うのは、
「リアルに勝るものはない」ということだ。
有名人は様々なメディアで顔を出し、発言しているので、ネットでも誰かが明らかな状態で発する情報は、嘘がない。
特定の業界のプロフェッショナルが、ネットで注目されていくさまも、実はリアルがポイントだ。
例えば、美容師。
実際にお店に来店したお客様の支持を集め、周りからも技術を評価され、それがネットによって、遠い地域の人にも知られ、という流れ。
これがリアル世界で評価、信頼されていなければ、ネットで何を言っても怪しい人になる。
そう考えると、偽ニュース問題も、その発信をしている人が、リアル世界でどれだけ評価されているか、をプラットフォーム化できるかにかかってくる。
となると、あらゆるネットサービスが情報を共有する流れが必要だろう。
これが解決というのはないけれど、ネット事業者側が知恵を絞り、健全な社会作りに貢献したいものだ。