三菱電機の違法残業から考える、企業の生産性向上にむけた課題
違法残業 変わる捜査 三菱電機を書類送検 ホワイトカラーも対象 :日本経済新聞
大企業をターゲットに当局による労働時間管理の吊るし上げが、かなり行われるようになってますね。
これは、ほかの大企業は無視できない。
しかし物事は単純ではない。
単に、労働時間を減らすだけでは生産が減る可能性がある。
サービス残業も存在しているだろうが、厳格に残業代を払えば、コストが莫大に増える。
無駄な仕事を省くための生産性向上のための仕組みづくりと、評価制度の設計が重要だ。
評価制度は、短い時間でより多くの成果を出した人が正当に評価される仕組み。
そしてその仕組みを運用するには、評価する側、つまり管理職側の育成が重要となる。
制度や仕組みを作るのは、なんとでもなるが、問題は運用。
おそらく、ここに、新たな課題が発生するだろうし、そこを早く乗り越えた企業が、先に進んでいくだろう。