オプジーボのような、生きるための薬を多くの人が使えるようにするために
(迫真)砂上の安心網~声を聞く(1) 生きて働くのが恩返し :日本経済新聞
胸が締め付けられるような記事だ。
しかし、幸いと言えるだろうが、私の身近な人にガン患者はいない。
おそらくそれが理由で、このような記事を見ても、心の反応があるけど、実感は湧いていない。
政府、製薬会社、患者とその家族、そしてその他の国民。
四者四様の立場があり、どれが正解かはわからない。
ただ、共通しているのは、生きたい、人の命は救いたいという、命の尊さへの気持ちだろう。
高額な薬の価格を下げる努力、利用や負担ができる様にする努力、そもそも使わなくても良くするための努力、そうしたそれぞれができることをやっていくしかない。
しかしながら、実感が湧いていない人を動かすのは難しい。
そうした中で、この記事を書いた記者のような行動が1つのきっかけになるかもしれない。
渦中の中にある人たちの声と、それに呼応するメディアの力。
無責任かもしれないが、その積み重ねが人の心を動かす。
某キュレーションサイトのような、訳のわからないガンに関する情報ではなく、本当に「生きた」情報とともに。