三菱自動車、燃費不正における2つの問題をサッカーに例える。
日産の指摘で発覚 過去にもリコール隠し 体質変わらず :日本経済新聞
これは難しい問題だなぁ。
考えるべきことは2点かな。
1点目は、今回の不正が外部の指摘で発覚したこと。
フォルクスワーゲンの燃費不正があったときに、自社の点検を真剣に行ったのか。
2点目は、日常的な経営リスクとして、不正に対する防止策を経営陣がとっていたのか。
形としては多分あるのでしょうが、実態としての仕組みはなかったのかもしれない。
攻めと守り。このバランスであるが、攻めるためにファールを犯して、退場者ばかり出してはサッカーの試合には勝てないのと同じ。
フェアプレーの精神で、攻めと守りのバランスをとり、そのためのフォーメーション、システム、人材の選出をするのが指揮官の役割だとするならば、それができなかった三菱自動車の経営者責任は大きい。