habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

規制改革にみる既得権益と進化論

生乳の流通自由化 TPPにらみ政府検討 安く高品質の牛乳全国へ・バター不足対応しやすく :日本経済新聞

生乳の流通ってのは詳しく知らなかったが、農協が握ってる構図なんですね。

規制改革、規制緩和というのは、概して、既得権益の打破と言い換えても、過言ではないと思う。

時代にあったルールを変えられてしまうと、今まで利益を得ていた人たちにとって都合が悪くなる、さらにその人たちは、政治家とつながっている場合が多く、ルールを変えないように働きかけをしている。もちろん全てではないが。

私もとある規制改革のテーマで、国の会議に出席させていただいたが、まさに上記の構図。

そして、これらはリーダー、つまり時の総理大臣の意思の強さでものごとが動くかどうか、かかっている。
小泉さんの郵政改革なんかまさにそう。
安倍さんの農政もそういう感じになってきた。

変えるとは、既存の何かを失うことだ。
既存は退場するか、新しい環境で進化するしかない。

だから、自分を守るためには、進化を続けるしかないのだ。