中山恭子当時大使のタジキスタン人質救出に学ぶもの。これこそが、他の国にはできない日本の役割なのかもしれない。
「ウクライナ軍への武器支援に前向き」 米次期国防長官 :日本経済新聞
結局、目には目を歯には歯を、武力には武力を、という世界の流れ。
ヨルダンも同じ。
これしか、解決策はないんでしょうか。
ウクライナの場合は、お互いが強大な武力を持つことで、緊張の中での均衡が保たれるという、冷戦時代を彷彿とさせる状態に。
イスラム国は、武力で均衡がないから、先制することで、手を出しづらい状況を作るという点で、少し違う状態なのでしょうが、いずれにせよ、そこにあるのは、武力。
無事に全員解放され、特に大きなニュースにもならなかったようですが、その時、救出の先頭に立った、中山恭子当時大使の話。
ご主人でもある、国会議員の中山なりあきさんが当時の救出劇を記しています。
まぁ、イスラム国に通じる話ではないのかもしれませんし、中山恭子さんの責任感、使命感には頭が下がるし、真似しろと言われても自信がないところではありますが、結局のところ、武力ではなく平和を作る力って、究極こういうことなのかもしれません。
理想論かもしれませんが、しかし、現実に起こったことであるわけで、平和主義を語る日本が考えるべき役割なのだろうと思うわけです。