habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

統計データは、正確な判断をするため、その一点のために正確性が問われるべき

(エコノフォーカス)上がらぬ物価、「家賃」で変わる? 持ち家分の算出、経年劣化を考慮 日銀・総務省でズレ、調整へ :日本経済新聞

 

物価上昇が、日本経済の本格的な復調を実現するための重要な指標となるのだとしたら、正確な調査データは必要だ。

 

しかし、目標を達成するための数字調整という意味であるのなら、それは必要であるけど、本質的な統計調査の見直しの目的としては弱い。

単なる数字合わせになりかねない。

 

重要なのは、「正しい政策判断をするため」に正確かつ迅速な統計データを出すということ。

 

ゴールを達成するためのプランを検討し選択するには、正しい現状分析が欠かせない。

 

もし、記事にある家賃の見直しが、物価2パーセント上昇に少しでも近づけるための数字のレトリックに使うのであれば、余計に判断を見誤る。

ゴールに向けた、プランの正しい選択のための、正確な現状分析。

この本質が元になっているのかどうかが、統計データの見直しにとって、最重要ポイントだ。