人間とAI。「子供」と「コドモ」。「悪」と「アク」。
(AIと世界)見えてきた現実(4)消費電力1万2000人分 弱点克服できるか :日本経済新聞
生まれた時から「悪」の心を持っている「人間」っているのだろうか。
おそらくいないだろう。
生きる過程で、「大人」のいる世界の中で、様々な外部環境、経験を通じ、誰も意図しない「悪の心」を身につけてしまうのだろう。
AIはどうか。
この世に「セイ」を受けた瞬間から「アク」の「ココロ」を持つAIは存在しうる。
それは、「悪の心」を持った人間が、「意図して」はじめから悪の心を備えさせることができるから。
一度、「アク」の「ココロ」を持ったAIの魂を消すことは果たしてできるのか。
ボタン1つでできるのか。
人間同様の「ココロ」を持った時、「シソンハンエイ」を「ホンノウ」的に考えることもあるのではないか。
テクノロジーの進化は止めるべきではない。
一方で、「大人」人間が、全て善良という前提で考えるべきではない。
生み出した「子供」は、「大人」のいる環境の中で、善にも悪にもなる。
「悪」を持つ「大人」が、生まれた時から「アク」の「コドモ」にできる時代。
取り返しがつかなくなる前に、「大人」たちは知恵を絞り、準備する必要がある。