閉会中審査にみる「強さ」を演出する難しさ
気に入らない状況になるとカッとなって強いモノの言い方になる安倍首相が、今回の閉会中審査では、これまでの反省を生かして、実に、しおらしい対応に徹していた。
一強体制の中で、強い態度を見せると、どうしても「独裁」的に感じてしまうのだなぁと思いつつ、急に謙虚な態度になると、ずいぶん弱まった感じに見える。
置かれている状況やタイミングによって、「強い自分」をどう見せるかって重要だと改めて感じる、安倍さんの今回の答弁。
もう、状況的に強気の言い方ができなくなってしまったのが、安倍さんの最大のピンチなんだろうな。