habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

小出恵介とかなんだとか。芸能ゴシップネタは、個人を非難するのはそこそこにとどめて、社会問題の縮図として考えるきっかけにした方が良いと思う。

松ちゃん、小出恵介の淫行問題言及「未成年側にも罰則を作るべき」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

三十代の男性であれば、十代後半くらいの女性と少しは仲良くなりたいと思うのはそれほどおかしなことではなく、本能的にはありえることであるし、私もその三十代にギリギリ残っている人間の一人であるが、例えば芸能人では広瀬すずみたいな子のことを、可愛いなぁ(これは親目線ではなく)と思ったりもする。

 

でも、理性というものがあるわけであり、十代の女性をなんとかしようという気持ちにはならない(まぁ、そもそもなんとかできるタマモノではないという考えがあるからかも)。

 

しかし、こと芸能人であれば、「なんとかできる」可能性は一般三十代男性と比べると何百倍にもなりえるわけで、なおさらその世界にいる人たちは、理性を持っていないといけないし、問題になった時のコトの重大さを予見できなければならない。

 

酒癖が悪いことを自覚しているのなら、その力を抑える努力もしなければならない。

 

とはいえ、芸能人でなければ許容されるのかといえば当然そうではなく、人口比率から考えれば、この小出恵介さんのようなことをしている一般男性の数は芸能人のそれと比べるとはるかに多いだろう。

 

十代なんて、好奇心の塊だから、面白そうな話を体験したい気持ちはよくわかる。

 

だから、理性的に彼ら、彼女らを守るための仕組みは社会に必要だ。

そのために、松本人志氏が提起している、大人に罰を与えるだけではなく、本人たちにも罰を与える仕組みというのは、一考に値する。

 

「ダメなものはダメだ。それはあなたの将来にとってダメだから。」ということに対して、社会が守る。

それは、もちろん日頃からの親の教育が一番であるのだが、社会、あるいは政治がその役割を果たすとしたら仕組みを作ることであり、法律を作ることだ。

 

こういう芸能人のゴシップネタは、ターゲットとなるその芸能人を苦しめ、追い詰めることに力が注がれがちであるが、社会の縮図として捉え、社会問題の解決のために社会全体が考える一つのきっかけとしてメディアは追求すべきであるし、同じ芸能界に生きる人たちも、そういう視点でメディアでの発言をして良いと思う。