社会保障負担の公平性に関する、国民的な議論は今やるべき。
(砂上の安心網)支え合いの境界(5)「健康は自己責任」に波紋 不摂生 あなたの負担は :日本経済新聞
確かに、頑張って健康維持している人と、不摂生で不健康になってしまっている人が同じ保険料、あるいは同じ割合での自己負担というのは、不公平ではある。
そこに公平性があるのが理想だ。しかし、何をもって、だれが不摂生かそうでないかを判断するか。難しいところだ。
治療内容によって自己負担額を調整できるようにするとか。
病院の管理コストが相当増えてしまうか。
いずれにせよ、今の制度をいじらなければ、社会保障は破綻するのは見えている。
負担の公平性ということを、国民的な議題として、真剣に論じ、判断するタイミングに来ていると考えた方が良いだろう。