未来を語れる政治家を。
(砂上の安心網)2030年不都合な未来(4)政治に「老高若低」の呪縛 痛み伴う改革 及び腰 :日本経済新聞
出生数が過去最低となり、ますますいびつな(少子高齢)人口ピラミッドになっていくのは確実だ。
当然、自分が権力を発揮できるときに、票を集めやすい層に優しい政策を打ち出すのは、政治家の性だろう。
しかし、本当に、心からそれで良いと思っている人はどのくらいいるのか。
介護、医療をはじめとした社会保障の問題は切実だ。
今も、そして将来も、身の回りにある問題だ。
特にその問題は、時間が経つにつれて深刻になるのは明らかだ。
それは、若い人もそして高齢者も知っている。
本当に、高齢者は自分たちのことだけ考えているのか。
自分たちの子供、そして孫たちの将来はどうでも良いから、今をなんとかしてくれ、としか考えていないのか。
決してそうは思えない。
政治家が勝手に解釈をし、今のことだけで話をするから、高齢者の負担が上がることだけがフィーチャーされてしまうように見えて仕方がない。
もっと、未来を今の人に語れる、論理的だが心に届くメッセージと行動力を発揮できる政治家が求められている気がする。