やれと言って、自分がまったくやらない上司
(迫真)シャープ 戴改革の行方(1)「全社員が覚悟持て」 :日本経済新聞
以前、先輩というか上司に、「リーダーは時に自分ができないことでもメンバーに要求しなければいけない」と言われたことがある。
一理あると思う一方、違和感も持った。
もちろん、社長がすべての仕事に精通していることなどなく、自分ができない仕事を任せつつ、高い目標へのコミットを要求するのは当然だ。
しかし、自分でもできることにも関わらず、できていない、それなのにメンバーには、やれと要求する間違ったリーダーがいる。
例えば、時間を守れというリーダーが全然時間を守らないとか。
時間を効率的に使えというリーダーが、やたら無駄な話の時間を使ったりとか。
働き改革の問題もそうだろう。
いくら現場に働きかけても、リーダーたちが、時間生産性を高められなければ、全くダメだろう。