守るべきものがある人間と、守るべきものがないAI。
(AIと世界)2045年を探して(1)未知との遭遇 人類の飛躍か試練か :日本経済新聞
AIが、人間の脳と同じ仕組みで構築されるということは、これまで人間が体験してきた、争いのようなことを、AIも自らの意思で行動する可能性があるということだ。
唯一の違いは、もしかしたら、「血の繋がり」がないことか。
人間は、1人の父と1人の母の間でしか生まれない。そこには明確な血の繋がりがある。
AIは、それがない。
それは、「守るべきもの」があるかないかという違いを生む可能性がある。
守るべきものの存在は、時には争いを生む。
つまりは、守るべきものがない方が、争いごとがない可能性があるとも言える。
AI自身には、争う気持ちを持ちにくいということだ。
その前提で考えると、結局、AIが争いごとに活用されるかどうかは、人間次第だ。
自分の守るべきものを守るために争い、それに勝利するためにAIを活用したら、を想像すると、恐怖だ。