「月末金曜日」消費運動にモノ申す
「月末金曜」に消費喚起 政府と経済界、隔月で共同イベント :日本経済新聞
消費喚起を数多くの事業者が一体となってやるのは良いと思う。
その際、ネーミングの妙はとても重要なのだが、それ以上にきになる点がある。
それは、消費者は本当に「消費したい」のか。
クールビズが例に上がっているが、あれが良いのは、「暑い夏にネクタイ、スーツで仕事するのはしんどい。でも、そうしないと、いけない風潮だからなぁ。。」という、ビジネスマンの言うに言えない悩みを、政府が中心に主導して、「ネクタイ、スーツなしでも良いんだよ」ということで、定着したんだと思う。
あれが、「クーラーやめよう」とか「暑くても生産性向上しよう」とかだと響かない。
月末金曜日の運動も、ダイレクトに消費に関することを訴えても響かないんじゃないかな。
それよりも、普段は止むを得ず我慢してるけど、今日だけは特別に、的な感じが良いんではないか。
例えば、有給を促進することとか、午後は休もうぜとか。残業しないとか。
最初の打ち出し方とネーミングで成否が決まる気がするなぁ。