人生で成し遂げたいことに関わる決断は例えそれが小さなことでも、命を賭した決断なのだ。
民進・細野氏、党代表選に出馬せず 蓮舫氏を支持へ :日本経済新聞
民進党の代表選出が迫り、立候補者に関わる駆け引きが激しくなってきている。
議席数を考えれば、国民視点ではあまり大きなことではないのであるが、ポスト安倍自民党政権を考えた場合、このタイミングで誰が代表の座に就くかは大きな分岐点だ。
細野氏は、したたかにうつる。
恐らく、今、自分が代表についたところで、世論の波風は立たないと考えているのだろう。
次の衆院選も、政権交代までのインパクトは残せない可能性は高い。
それよりも、現状の自分より確実に国民の票を集められる人に代表に就いてもらい、安倍政権の終幕後、政権交代できる可能性が高まったタイミングで勝負をかける、と。
それまでは、実績の積み上げのための活動をする、その後でも年齢的にはまだまだ十分に若い。
人生の勝負はタイミングがかなり重要だ。今なのか、まだなのか。
その判断が、目指すことに対して正しかったかどうかは、すぐにはわからない。
ただ、命なんてのはいつ終わるかわからない。
そういう意味で、自分の人生で成し遂げたいことに関わる1つ1つの決断というのは、どんな結末になろうとも、命を賭した決断だ。