変える側でありたい。
(英EU離脱)揺れる世界(3)沈黙する穏健派市民 中道主義挫折で不信深く :日本経済新聞
歴史の流れ、悪しき伝統を変え、革命とは言わないまでも、イノベーションを起こすのは、「中の人」ではなく、「外の人」である方が普通だろう。
今回の英国EU離脱、そしてアメリカのトランプ旋風はまさにそれ。
偏ってると見られるような、二大政党とは一線を画す小政党の台頭によるEU離脱運動、政治家経験のない過激な発言により世論を動かす不動産王。
これらが受け入れられるのは、間違いなく現状の不満、課題が鬱積している証拠。
ビジネスの世界もそう。
古い慣習にしばられ、既得権益を持った人々が、はびこる業界。新しい価値への投資、チャレンジを押さえつける人たち。
不満を持つ人はたくさんいるのに、怖くて変えられない。
嫌われ役になっても、世のため、将来のため、変える側でありたい。