野党は、政策のキャッチフレーズをしっかり考え、名実のバランスが取れた政策提言をすべき。
政権交代が起こりうる環境を作っておくことは大事で、常に野党は、そのチャンスのために政策を磨き、実現するための戦略、政権獲得のための戦術のPDCAを回すことが重要であることは言うまでもない。
ある意味、安倍さんは、第一次政権のときの失脚以降、それをしたたかに行ってきたことが、今の長期政権につながっているのかもしれない。
タイミングを伺いながら、虎視眈々と狙っていた。
特に、「アベノミクス」というフレーズを世に浸透させたのは大きかった。
単なる、時の政権の経済政策であるが、フレーズを当てたことはよかった。
計画通りに行ってなくても、「アベノミクスは道半ば」と言えば何となくまだ期待感が持てる。このフレーズで一貫性を感じさせることができる。政策の軸というべきか。
「三本の矢」ってのも、良いキャッチコピーだ。
もしこのフレーズがなければ、もしかしたら経過は同じでも、世論、国民の反応はもっと悪い状況かもしれない。
もちろん中身が伴わないといけないが、野党は、名実のバランスが取れた政策提言を志向してみたらどうだろうか。
でも、オカダノミクス ってのは語呂が悪いな。。