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habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

「個人的には」というセリフに気をつけろ! 言葉で測るリーダーシップ

稲田・自民政調会長「財政黒字化目標を堅持」 増税、延期でも現政権で実現に道筋 :日本経済新聞

会話の中で、とても気になってしまうフレーズの1つに「個人的には」というものがある。
このフレーズが出た瞬間に、私は条件反射的に体と脳が反応し、相対する人がなぜそのフレーズを出したのか、表情と背景、話の流れを総合的に分析してしまう。
もちろん、自分自身も使うことがあるので、自分の口から出た瞬間に、自分自身を分析してしまう。

この稲田政調会長のインタビューの中にも。「個人的には」というセリフが出ている。

私が考えるに、この「個人的には」には、2つの使い方がある。

1つは、何かしらの議題、課題に対し、組織としての見解を出すべきであるが、まだその段階になっていないので、自分の主張を先に出し、その方向で、議論を引っ張っていきたい時。

2つ目は、自分の考えがあるが、いまいち確信が持てず、自分の発言に責任が持てない時。

前者は前向きで良いのだが、後者はやっかいだ。後者の使い方をする人は大抵、どんなことにも責任回避をする傾向がある。
この人は頼れるリーダーかを判別するのに、この「個人的には」というセリフが出た時の分析は有効だ。

この「個人的には」という言葉を使う人は、大抵、ある一定の権力を持ってる場合が多い。
権力のない人は、発言のほとんどが「個人的見解」であるがゆえ、いちいち枕詞で添える必要がないことを無意識的に理解しているからだろう。

表情や文脈、発言の背景などをもとにして、この「個人的には」に今後も着目していきたい。(もちろん、自分自身が発言した場合でも)