habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

幼稚園の1日先生体験を通じて感じたこと

先日、自分の子供の幼稚園で1日先生体験をやってきた。

8時半頃、娘と一緒に登園。
クラスで一番乗りだった。

10分くらいすると、バス登園の子供達がぞろぞろと教室にやってくる。

みんな元気に、「おはよーございまーす」とあいさつしてくれる。
とても気持ちの良いはじまり。

それぞれ、カバンの片付けとかを終えると、ブロック遊び、おままごと遊びに、お絵描きなど思い思いの遊びが始まる。

「一緒にあそぼー」なんて、たくさんの子供達に誘われ、なんだかモテモテ。。

みんな揃ったところで、先生のひと声でみんな後片付けを行い、朝の挨拶や、お歌の時間。

その日は、近くの公園に遊びに行く日って聞いたら、みんな大はしゃぎ。

幼稚園バスに揺られながら、公園到着。
そこでもたくさんの子供達といっぱい遊ぶ。

幼稚園に戻ると、給食タイム。
お当番さん達がみんなに給食を配って、元気にいただきます!

早い子はあっという間に食べ終わる。
遅い子はいつまでも食べ終わらない。
ごちそうさまをした後も、三、四人はまだまだ給食と格闘。

食べ終わった子達は、歯磨きして、また自由遊びの時間。

午前中は、人見知りなのかあまり近寄ってこなかった子供達も、「一緒にあそぼーよー」って感じで。

あっという間に帰りの時間。最後は絵本の時間
最後のサヨナラのときには、みんなから「今日はありがとうございました」って、感謝の言葉をもらい、感動。

あっという間の1日だった。


1日を通じた感想。
それは、幼稚園の人間関係って、ステキだなって。

30数人いるので、ホントに個性はバラバラだし、ヤンチャな子もいれば、おとなしい子もいる。

その光景は、小学校も中学校も同じだろう。


でも、みんな仲良く遊んでて、おとなしい子達、ちょっと鈍臭い子達のことを、他の子達が助けたり、声かけたり、そんなことが当たり前にされてることが、とても印象的だった。

そういうのって、いつ頃から薄れていくんだろうか。
小学生や中学生では、イジメになってるかもしれないような、個性の違い。

他の幼稚園は見てないが、しかし、物心のついてない、純粋な心の人間っていうのは、分け隔てなく他人を思い、気遣うように行動するのかなと。
それが本来、人間の心の本質なのかも、と。


人間関係の難しさって、大人になればなるほど感じることなのかもしれないし、人間なんてそういうものって思うけど、もしかしたら、勝手な先入観なのかもしれない。

そう、人間って本質的には、誰もに人のことを思う気持ちがある。そのことを、大人自身が認識し、それを前提に、小学校、中学校の教育者、親達が子供達を観てあげることが、イジメなどの人間関係を難しくする事象を抑えることができるのかなっと。そんな思いを持った、貴重な体験だった。