habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

山本太郎氏の委員会質疑は、参議院や少数野党の重要性を示したと言えるのかもしれない。

山本太郎「原発がミサイル攻撃されたら?」 「国会質問」機にネットで大反響 : J-CASTニュース

山本太郎氏の国会質問が話題になってるようで。

私は字面しか見てませんが、なかなか良いロジックですね。
自らの立場、法案反対・原発再稼働反対を表明した上で、法案と原発再稼働の矛盾というか綻びをつき、自らの主張を優位にする。
そしてそのロジックが中学生にでも分かりそうな単純明快さ。

おそらく、もし原発が攻撃された場合の危険性を明確に回答したとしても、それに反撃する言葉を用意してたでしょう。多分。

私は、まずは憲法を変えてからという立場ですが、原発という最もその国にダメージを与えうる施設が攻撃された場合のシミュレートが本当にできていないのだとしたら、問題だと思う。

少なくとも、集団的自衛権を行使する根拠を作るなら、それによるリスクを相当慎重に想定すべきであり(命に関わるからね)、そのための対策もセットで用意されるべきだ。細かいことを公表するかは別として。
想定してないと言っちゃってるのは、かなり大問題。。

山本太郎氏の質問は、ある意味、自民党がとても重要なことを考えるきっかけを与えたことになりえ、結果、自民党の論理を強くするかもしれない。
そんなことを山本氏は望んでいないだろうが。
でも、それで良い方向に行くのであれば、少数野党、参議院の重要性ってのを示してくれたとも言えるかもしれない。