電王戦に見る、0か1ではない人間の感情。
(迫真)棋士VSソフト電王戦(4) 「人を超える」とは :日本経済新聞
この連載、興味深く拝見しています。
将棋の世界でいつも不思議に思うのが、あの小さな盤で限られた駒数なのに、なんでいつも違う結果になるのかなって。
しかもプ棋士ともなれば、何百手先まで読めるっていうから、なんか、先手、後手の最初の数手で勝敗が決まってもおかしくないんじゃない?って思うんですよね。しかも、定石ってのがあるわけで。
それでもそうではないっていう、この将棋は、相当奥深いのかなと。
普通に考えたら、ロボットが勝って当たり前の世界のように感じますが、そうではない奥深さ。
そのときの精神状態、体調とかで、人の思考、感覚、焦り、戸惑い、行動が変わるんだろうなって。
0か1かのデジタル世界とはちがって、人間の感情には、0.1とかがあるのかなって。
それを機械が理解したら、人とロボの関係はイコールに近くなるのかもしれない。