ソニーの改革が本物かどうか。それは井深大が描いた「設立趣意書」とつながるストーリーとして描けているかどうに答えがあるのではないだろうか。
ソニーの吉田CFO、黒字転換「改革成果あがる」 :経営トーク :企業 :マーケット :日本経済新聞
うん、なんだか明るいニュース。ライバルであろう、パナソニックが着実に構造改革を進め、住宅、自動車関係に選択・集中し、成果が出ている中で、ソニーはどうなんだろう、って思ってましたが。
パナソニックの河井英明専務「確実に収益が出せる体質に」 :経営トーク :企業 :マーケット :日本経済新聞
一方で、シャープは回復の兆しがあったものの、失速している様子。
これは、やはり、どのような「戦略ストーリー」を持っているかで大きく差がでているのでしょう。
どこで戦うか、なぜそこで戦うか。
何を武器にするか。何故それを武器にするか。
事業のコンセプトとそれらを繋げ、具体的な「選択」をしていく、ということが大事ですね。
これが戦略ストーリーの中で、論理的に正しいのかどうか。
それは、ソニーにおける「設立趣意書」が軸になり、これとストーリーがつながっているかどうかに答えがあるように思います。