イスラム国人質事件。誰が悪いかを言い合うことこそ言語道断。そんなことよりやるべき3つのこと。
イスラム国による邦人人質事件。
安倍政権、安倍首相に対する批判や責任論という、なんだか飛躍的論理がボロボロ出てきてます。
私自身、安倍首相支持者ではありませんが、どう考えてもこれらの主張は違うのではと考えてる次第です。
悪いのは、無実の人を人質に取り、脅しをかけている人々。
それは明らかなわけです。
危険地域に足を踏み入れて人質にあった2名の日本人についても、もちろんその危険性があるなかで行ってしまったことは残念ではありますが、とにかく命は無事であってほしいと、思うわけです。
重要なのは、誰が悪いかを考えることではないと思う。
悪いのは、上述した通り明らかなのだから。
人質になった日本人を救うという目の前の事実への行動、同じ犠牲を発生させないために日本国民が取るべき(とるべきではない)行動の注意喚起という中期的な対応、そして、被害国であり対外国への武力攻撃をしない国家として中東平和にどう積極的な行動を取るべきかという長期的な視点での対応。
今起きている事実を目の前にして、不謹慎かもしれないが、『これを機に』、考え行動することが求められているのではないだろうか。
日本の中で悪者探ししても、人質は、解放されないし、同じ被害が繰り返されないためにどうしたらよいか明確になるわけでもないし、中東平和に近づくわけでもない。
まず政府は人命救助のために、あらゆる手を尽くすことに全力になるべきだし、それを他党が邪魔してはならない。
そして、政治家の皆様には中長期的な視点から、日本国として中東にどう向き合い、どう行動すべきか、今この時点から徹底的に議論を尽くし、道を示すことを期待したい。
誰が悪いかの責任論を語るべきではない。誰が悪いのかは明らかなのだから。