人を幸せにできるのって、行き着くところ人しかない。自分が関わることに上手くいかないことがあれば、まず自分に原因を求めるべきだという当たり前のことを強く体感した、金曜日。

（迫真）沸騰・訪日消費（４）口コミがいざなう田舎 ：日本経済新聞

 

旅行などをして、その土地が素晴らしいと感じるのは、景色や食べ物、旅館や温泉など、さまざまありますが、すべての根底にあるのは、『人』ですよね。

 

 

景観、名産品、そういったものを守り続け、良くし続けているのは、地元に住まう人達。

 

目に見える、体感できるものは、そこに携わる、関わる人の思いや行動の積み重ねが表出されるものです。

 

これは何も街のことだけではなく、例えば、ITサービスなども同じこと。何気なく使っているアプリとかでも、「ここまで気を使ってるのか」と感動する瞬間がありますが、その時に、作った人の思いや温もりを感じるものです。

 

 

今日、とある美容室に仕事で訪問しました。

みんな元気いっぱいの挨拶。

朝早い時間なのに、ニコニコ。

スタッフ同士、握手しながらおはようの挨拶。

 

オーナーさんに話を聞いたら、

 

「美容師って、お客様を笑顔にする仕事なんです。人を笑顔にするには、自分達が楽しく元気でいないといけないと思うんです。技術の練習はもちろん大事。でも、もっと大事なのは、元気でいること。

元気で明るい人が近くにいるだけで、こっちも元気で楽しくなりますよね。

だから朝一から、とにかく無理矢理にでも元気を出す。

髪を切るのは上手い下手はあるけど、元気に挨拶するのは、誰でもできます。

お客様にわざわざお店に足を運んでいただくわけですから、来る前より、見た目も気持ちも少しでも幸せな気持ちになってほしい。」

 

あ、空気は読んでやるらしいですよ、もちろん。相手に合わせるので、全手のお客様にハイテンションな訳ではないらしいです(￣▽￣)

 

でも、そういう一人一人の思いが、お店の佇まいから何から全てに現れてました。

 

お店に貼ってあるポスターみたいなものも、こっちが楽しくなる感じ。

 

なんか嫌なことがあったら、あの店行けば元気になれるなぁって思える、すごいお店でした。

決して立地は良くない感じなんですけどね。一人当たりの生産性の高さとか半端なかった。。

 

だいぶ横道それましたが、すべての事象は原因があり、それは行き着くところ、それに関わる人々の思いにたどり着くわけだ、と感じるわけです。

 

なんかうまくいかないな、と思ったら、原因は自分自身にあると思うべし。

 

人を喜ばせたり、感動させたり幸せにするために、人の心を乗っ取るのは不可能なこと。自分の行動や作ったもので、人の心に作用させることだけ。

 

うん、自分の中ではこの記事のことと、たまたま訪問した美容室のことがバッチリリンクし、気づきをもらえた良い1日だった！