アメリカの黒人差別の問題を、日本人は関係ないと思うべきではないと考える。
オバマ大統領、自らが受けた人種差別を語る「駐車係やウエイターに間違えられた」
オバマ大統領が自らの人種差別的経験を語った記事。
国際的な人権問題に非常に厳しいアメリカが、実は自国でも相当な差別問題があるという矛盾。
そんな矛盾を傍目に、日本人は、なんとなく人種差別は、他の国の問題と思いがち。
でも、実際には日本にもあるんですよね。同和問題って名前で、学校、あるいは会社で習いましたよね。
正直、私自身は周りでそのような問題があった経験がなく。あるいは、それは気づかなかっただけかもしれない。
でも、いわゆる「イジメ」ってやつも、同じレベルの問題かもしれない。
小学校や中学校でよくあった、背が低いとか、目が悪いとか、ちょっと臭うとか、貧乏とか、そんな見た目などを面白おかしくイジったりして。
人種差別となんら変わらないのかもしれない。
黒人差別とか、他の国のこと、みんな大変だね、って思ってる日本人の周りにも、実は同様の差別的社会が当たり前のように存在してるのかもしれない。
ニュースを見るときって、とかく傍観者的な立ち位置に自分を置きがちだけど、近くであれ遠くであれ、地球の裏側であっても、全ての事象について、自分に置き換えて変換し考え、見直す、解釈することを意識すべきなんだろう。