habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

池上無双を他局が真似できない3つの理由を考えてみた。

安倍晋三首相、「ZERO」村尾信尚キャスターの質問を無視 イヤホンを外して話し続ける(全文)

 
未だに盛り上がってるこの件。
 
池上無双は支持されてるのに、他のキャスター達は叩かれてるご様子で。
 
ちょいと冷静にその理由を考えてみた。
 
1.池上無双の二番煎じに見える
プロフィールのやり方とか完全に二番煎じ。その意識の中、ゴリゴリやろうとしても、さらに二番煎じ感が否めない
 
2.日頃の積み重ね
池上さんて、どの局でも特番組んで、ニュースをわかりやすく伝えることを積み重ねてる。
あの人って、難しいことをわかりやすく伝えようとしてる人だよねっていうブランディングがされているわけで、それを真似ようとしても、視聴者の見る意識、ベースが違いすぎて受け止められない。
 
 
3.本音と建前 の本音を掴みに行く、ジャーナリストとしての本質的な力の差
まぁこれがほぼ全てかもしれません。
国民から見て、潜在的かもしれないけど知りたいことって、政治家の本音の部分だと思うんですよね。
 
政治家は、自分を国会の場で代弁してくれる存在。そうなってくれるに値する人かどうかを信認するわけです。
信認、信用できる人かどうかを選挙という場で判断を下しているわけです。
 
信用できるかどうかって、その人がどんな人か、どんな考えを持ってる人か、知る必要がある。
そのことを池上さんて、徹底的に掘り下げてると思うんですよね。
 
安倍さんが最も重視してる政策と言ってますが、本当なのか?
まぁ、重視していることは間違いないと思いますが、安倍さんが総理になって成し遂げたい一番のことって違うのでは。
 
池上さんは、選挙結果を受けて、直接インタビューでそこを徹底的に掴みに行ってました。
結果、安倍さんからその本音を引き出し、「野心を引き出せた」と語ります。
 
一方、他局はどうか。
もちろん、憲法改正のこともツッコミますが、建前的な政策(不要な政策という意味ではなく、政治家として本当に第一にやりたいことかどうかという意味)について矛盾点をつくばかりで、安倍さんが本当に何を考えてるのかを引き出すことはしてなかったと思う。
 
 
池上特番では、総理大臣の座を山にたとえて、誰がどこまで登ってきてるのか、そのテーマも主軸でした。
 
これもまさに、政治家の本音部分。
政治家を志すもの、誰しもが総理の座を目指すし、そうでなくてはならないと聞きます。まさに本音。
 
そして、その政治家が、総理の座を射止めたい理由。すなわち、本当に何がしたい、何を成し遂げたいかを我々は知り、信認するかどうかを判断するわけです。
 
政治と宗教。
これも一緒。この宗教団体と政党が密接に関わってることは誰もが知ってるけど、実際どうなのか、公明党が本当に実現したい世界って何なのか、それは信用に値するのかってこと。
他の局ではアンタッチャブルなのかどうなのか、これを徹底的に追及するところはない。
 
本当の本質、本音を覚悟を持って掴みに行く姿勢で、しかも、それらを日頃のニュースの伝え方で、わかりやすく解説する池上さん。
 
それを真似(まぁ、ジャーナリストの方が真似しようとはしてないとは思いますが。ただ少なくとも製作側の煽りはあるように思える)したところで、支持されるわけはなく。
 
 
積み重ねてること、覚悟が違いすぎるわけで、他局は絶対、無双を真似るべきではないと思う。
プロフィールでウケを狙いに行くのとか、本当に止めた方が良い。
 
無双は、その政治家の本音、本質を伝える一つのツールとしてあの手法を取ってるのであって、単なるウケ狙いではない。
一方他局は、完全にその場だけのウケ狙いに見えてしょうがない。