規制の緩和が絶対ってことではない。規制を守ったほうが良いことだってある
(アジアVIEW)ウーバー、香港で立ち往生 厳しい規制 運転手逮捕 :日本経済新聞
「規制」というのは、「既得権益」を持っている人たちを守るためのもの。
これは世界共通だ。
規制緩和がテーマに上がると、その規制に守られている既得権益者は、「規制を緩めたら、国民、消費者のデメリットになる」という論法になる。
規制緩和、規制改革は絶対良しという考えを持ちがちだが、実は規制を守った方が消費者にとってメリット(デメリットを防ぐ)になることだってある。既得権益者を守ることにもなるが、それはそれ。
だから、規制緩和の議論については、冷静に国民も賛否両方見て、政府や行政の判断が正しいか見極める必要がある。
まぁ、大抵は緩和さばきが正しいけど。
民進党代表には、過去の失敗を生かした「逃げない姿勢」を全面に出すべき
経済・社保政策競う 民進代表選 前原氏「再分配を手厚く」/枝野氏「増税は当面せず」 :日本経済新聞
民進党の新たな代表を決める戦いが始まった。
枝野さんと前原さんの一騎打ちというと、多くの人が、「顔ぶれが変わらないなぁ」と思うようだが、私は違う認識。
前原さんは、「偽メール」のときの代表。
そして、無惨にも当時の民主党政権はあっけなく消滅した。
政権交代を実現し、そして政権交代をさせられた、党の中心人物の2人。
この成功と失敗をよく知る2人が出てきたのは、とても大きいと思う。
どう考えても、今の民進党のリーダーを務めるのはリスクが大きい。
細野氏のように、党を出て、リスタートするという選択肢だってある。
それでも手を挙げた。
その覚悟に期待したい。
そして、政権時代に経験した失敗、特に「財源問題」だが、これにしっかりと向き合って欲しい。逃げない姿勢。
逃げない姿勢は、安倍政権との対比という意味でも大きな価値がある。
民進党浮沈の最後のチャンス。
国民のために。その動きに期待したい。
規制改革は、絶妙なさじ加減が重要
(ビジネスTODAY)タクシー運賃、溶ける常識 「乗る前に確定」都内で実験 ライドシェア対抗、「相乗り」に布石 :日本経済新聞
日本のタクシー業界も、ウーバーやまだ見ぬ車系サービスといった競合を意識せざるを得なく、どんどん改革が進んでいる。
今のイノベーションを俯瞰してみると、「組織」から「個」の時代への転換だ。
既存勢力は、「組織」維持しつつ、「個」にも対応できる仕組み、対戦の返還に一生懸命だ。
この構図は、どんな業界にも当てはまるだろうし、実際にすでに「個」にのまれたサービスもあるだろう。
時代の流れを読み、掴みつつ、既存勢力としての弱みを消し、強みを生かす、そして新興勢力とガチンコ勝負するってのが、業界、そして日本全体の経済を盛り上げる厳選になるんだろう。
それには、政府がおこなう「規制改革」重要だ。
いきなり改革を全力でやろうとすると既存勢力の納得が得られない。
といっても、悠長なことは言ってられないので、そのさじ加減が、国の最大の仕事だろう。
現地の人と作る「旅のしおり」っていうビジネスはすでにあったりするんだろうか。
宿泊サイト集客力向上 ヤフー系やJTB 安全対策も強化 :日本経済新聞
宿泊施設と、その周辺の体験型イベントなどのセット予約ができるってのは良いですね。
飲食店なんかとも連動されるとさらに良い。
予約もそうだけど、旅のしおりが作成できるともっと良い。
その時に問題なのが、「広告、プロモーション」費用を出している有名どころしか表示等されないこと。
ここは、現地の名店、名所を知っている人たちからのオススメをぜひ知りたい。
この辺りは旅行業に関わる認可とかが必要なのかもしれないが。そうだとしたら、規制緩和があるべきだ。
宿泊施設に予約したら、その周辺でやりたいこと、探したいことを入力すると、オススメが出てきて、そのまま予約もできる。オススメは、現地をよく知っている人からのもの。広告費とかに関係なく。
交通手段と合わせて、移動にだいたいどれくらいかかり、周辺駐車場情報などと一緒に移動経路が出る。
それを「旅のしおり」として、マイページに保存、出力できる。
旅が終われば、評価ができる。施設に対する評価だけでなく、オススメを紹介した人の評価。
オススメマッチングによって、オススメしてくれた人にレベニューシェアを出す。
こんなビジネスってすでにあるんだろうか。
蓮舫さんは「しゃべり方」を直すべきだと思う。
蓮舫さんが、なぜ今回の安倍改造内閣のことについてコメントしてるんだろう、って思ったけど、よく考えたら、まだ民進党代表なんだね。あと1ヶ月くらい任期があるのか。
個人的には、一度失敗した人も、その経験を反省し、もう一度チャレンジするような世の中の流れになって欲しいので、蓮舫さんには、また次のチャンスを狙って頑張ったいただきたいと思う。
なのだが、どうも蓮舫さんの会見とか見ると、アレルギー反応を起こしてしまう。
考え方とか思想とかではなくて、「しゃべり方」に対するものだ。
一言、強めの批判をする際の、上から物を言う感じとか、言った後の「ドヤ顔」っぽい雰囲気とか、人を小馬鹿にしたような感じの、アレ。
意識してやっているのか、そうではないのかわからないが、とても嫌だ。
政治の世界は、「男性」社会であろうから、「女性」として、どうやってそのガラスを破るかのチャレンジは強く応援したいが、それが空回りに感じてしまう、あのしゃべり方。
再び立ち上がるのであれば、その辺の、「見せ方」を見直すことが最大の課題な気がするなあ。
シェアリングビジネスは、「町内会」の仕組みを生かした「ローカルシェアリング」の時代に。
シェア経済拡大へ規制緩和求める 国交省で初会合 :日本経済新聞
シェアリングエコノミーが、経済活動の主軸になるのはもう間もなくだろう。
日本の場合は、まだまだ規制がはびこっているが、世界の潮流から置いてきぼりにされる前に、規制緩和に動かざるを得ないのは明らかだ。
個人的に考えていることとして、これから日本に馴染むだろうシェアリングエコシステムは、「ローカルシェアリング」。
つまり、ご近所さんでシェアする考え。
そしてここで重要になるのが、「町内会」「自治会」の再建。
自分も町内会に参加している。
初めは面倒だな、と思いながらだったが、思いもよらず、良いものだ。
特に子供を育てるにあたって、よい。
近づきすぎず、遠すぎずの程よい関係。
困ったときには、助け合う。
物理的に近所だからもちつもたれつ。
おじいちゃん、おばあちゃんたちが困っているときは助けてあげようと自然に思える。
シェアするんだったら、少しは顔を知っていたほうが良いし、何か借りたり、譲ったりも、物理的に近いほうが面倒がない。
課題は、若者世代離れ。
でも、潮流とこれからの日本社会(少子高齢)を見れば、「ご近所助け合い」はあったほうが良いはず。
これを、ITから支援、改革しようと私は準備を進めている。
「お客様第一主義」とかわざわざ言うほうがウサン臭い。
(金融取材メモ)顧客本位の運営、判断材料は? 客観指標「KPI」各社で特色 :日本経済新聞
「お客様第一主義」って、わざわざ言うことなのかな。そんなの当たり前で、お客様より優先することがあったときにはじめて宣言する話なのでは。
「従業員第一主義」とか。
「お客様第一」ということは当たり前として、それを本当にやっているのか、その行動が重要。
記事にもあるように、あらゆることを見える化し、お客様が商品購入の判断を適切に行えるようになっているか、など、「行動」ベースで話をすることが大事だと思う。