habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

政治家の「責任」って、「説明責任」以外ないんじゃないの?

稲田氏招致、自民が拒否 衆院安保委の閉会中審査 :日本経済新聞

 

自衛隊の日報問題で、閉会中審査に稲田前大臣を出席させない、と。

「辞任」という「責任」を取ったから、もういいだろう、と。

 

なんか、「辞める」ことで責任を取ったっていう風潮をやめにした方が良いよね。

政治家やリーダーがまずもって取るべき責任って、「説明責任」だと思う。

それを尽くしてから、職を辞するべき。

 

これは、野党の追及の仕方にも責任がある。

なにか問題があったら「辞任に値する」とか言っちゃうから。

 

「説明責任を果たすまでは、辞任すべきでない」というべきだ。

 

真実が何かはわからないが、皆がわかるように事実が明らかにならない限り、何も変わらない。

ホリエモンロケット、失敗したけど、次のチャレンジまでのスピード感に期待。人をワクワクさせる事業って、やっぱり良いな。

民間ロケット 打ち上げ失敗 「機体が破損」エンジン停止 :日本経済新聞

 

堀江さんが参画する、単独民間企業による宇宙への挑戦。

 

残念ながら、失敗終わったが、これからの動静の方が気になる。

 

この失敗を糧に、集めたデータをどう活かし、どのくらいのスピード感で2号機、そして成功に導くか。

その改善速度がとても関心がある。

 

この民間企業のチャレンジの大きな意義は、「ロケットを打ち上げるのはそんなにお金をかけずにいけるんだよ」ということをしょうめいしてくれること。

 

半導体が極限まで微小になり、市場価格の低下が進んだことで実現した、この単独民間企業のロケット発射。

 

ここからは、どれだけはやいデータ分析ができるか。人手をかけずにやれるか。

 

やはり、人をワクワクさせる事業っていいな。

自分も何度もチャレンジしよう。

民進党は解党的出直しの必要はない。失敗を経験した人こそ、力が強い。これはすなわち、ゴムの反発理論。

蓮舫民進代表が辞任表明 前原・枝野氏ら、後任に意欲 :日本経済新聞

 

女性初の日本国首相を目指している、蓮舫さんと稲田さんが、くしくも同日に一線から退く決断をした。

 

稲田さんについては、あと数日やっちまいなよって感じもするが、それでもこのタイミングってことは、おそらく監察結果公表がヤバイ内容なんだろう。つまり、日報の存在を知っていた可能性が非常に高いのではなかろうか。

 

そして、蓮舫さん。

おそらく本人の代表存続意欲はあるのだろうが、野田さんの後任幹事長を受けてくれる人がおらず、だれもついてきてくれないことがわかったのだろう。

 

自民党のもたつきへの受け皿になれない民進党

解党的出直し」っていう何度聞いたかわからないワードが出直しの重要文言になっているが、個人的には「解党的」は、まだ早い気がしている。

そして、これまで党の中枢を担ってきた人たちではない人たちの台頭が望まれているが、これも果たしてそうなのか、疑問だ。

蓮舫さんだってその期待から選択されたはずだが。

 

民進党が政権を取って、その運営を大きく失敗し、「民心」を失って5年ほど。

 

あのとき中枢にいた人たち、前原さんや枝野さん、細野さんも含められるか。

 

野党に転落し、支持率を失い、民主党から民進党に変わり、野党共闘なんかも経験してきた。

おそらく、かなりいろいろな課題を認識し、それをどう解決し、この国の未来における、民主党民進党の役割やあるべき姿を考えてきたはずだ。

 

失敗した人が立ち直った時の力は強い。

 

ゴムを下に引っ張った状態(負の状態)から手を離したら、すごい勢いで上に反発する。

 

引っ張る力が強ければ強いほど反発が強い。

つまり、失敗した人ほど、力が強い可能性を秘めている。

 

第一次政権で失敗した安倍さんが第二次政権でそうだったように。

だから、過去の失敗を経験した人達が再び立ち上がることは決して悪いことではない。

大いに期待したい。

 

しかし気をつけるべきは、ゴムが反発したあと、元に戻る力も強いこと。反発したときのゴムをそのまま維持するための支えが必要だ。

 

ゴムがゆるゆるかもしれないことにも気をつけなければならない。

ゆるゆるのゴムはいくら引っ張っても反発は弱い。

 

その辺を見極めた上で、民進党員の皆さんは、次期リーダーを選出すべきではなかろうか。

 

人間とAI。「子供」と「コドモ」。「悪」と「アク」。

(AIと世界)見えてきた現実(4)消費電力1万2000人分 弱点克服できるか :日本経済新聞

 

生まれた時から「悪」の心を持っている「人間」っているのだろうか。

 

おそらくいないだろう。

 

生きる過程で、「大人」のいる世界の中で、様々な外部環境、経験を通じ、誰も意図しない「悪の心」を身につけてしまうのだろう。

 

AIはどうか。

 

この世に「セイ」を受けた瞬間から「アク」の「ココロ」を持つAIは存在しうる。

それは、「悪の心」を持った人間が、「意図して」はじめから悪の心を備えさせることができるから。

 

一度、「アク」の「ココロ」を持ったAIの魂を消すことは果たしてできるのか。

 

ボタン1つでできるのか。

 

人間同様の「ココロ」を持った時、「シソンハンエイ」を「ホンノウ」的に考えることもあるのではないか。

 

テクノロジーの進化は止めるべきではない。

 

一方で、「大人」人間が、全て善良という前提で考えるべきではない。

 

生み出した「子供」は、「大人」のいる環境の中で、善にも悪にもなる。

 

「悪」を持つ「大人」が、生まれた時から「アク」の「コドモ」にできる時代。

 

取り返しがつかなくなる前に、「大人」たちは知恵を絞り、準備する必要がある。

 

そろそろ加計学園問題収束しようぜよ。本質的な問題と課題を整理して、次に生かすっていう風にしたいよね。

加計 水掛け論に終始 首相関与の有無晴れず :日本経済新聞

 

加計学園の一連の話において、本来考える問題点はただ1つ。

 

  • 国民のお金が、国民に納得できる形で使われているのか。

 

ということだ。

首相とお友達だろうがなんだろうがは、関係ない。ぶっちゃけ、加計学園ありきであっても良いのではないか。国民が納得できる説明があれば。

 

なぜ、獣医学部が日本に必要で、加計学園が選ばれたのか、本質的なこの点を、もっとしっかりと国民がわかるように説明すべきだし、報道されるべき。

 

その上で、選択の過程の中で、反省すべき点(国民に説明しづらい点)があったのなら、改めるべきだし、それを野党も具体的な指摘し、提案すべき。

 

政府は、ゴニョゴニョ言ってるから余計に我々は疑念を持つ。

はっきり言ったら良い。決めた理由を。

そして何か問題ありますか?といえば良い。

 

これ、そろそろ前に進まないと、また色々と出遅れますぜよ。

 

 

 

 

閉会中審査にみる「強さ」を演出する難しさ

閉会中審査のやりとり :日本経済新聞

 

気に入らない状況になるとカッとなって強いモノの言い方になる安倍首相が、今回の閉会中審査では、これまでの反省を生かして、実に、しおらしい対応に徹していた。

 

一強体制の中で、強い態度を見せると、どうしても「独裁」的に感じてしまうのだなぁと思いつつ、急に謙虚な態度になると、ずいぶん弱まった感じに見える。

 

置かれている状況やタイミングによって、「強い自分」をどう見せるかって重要だと改めて感じる、安倍さんの今回の答弁。

もう、状況的に強気の言い方ができなくなってしまったのが、安倍さんの最大のピンチなんだろうな。

 

 

 

少子高齢社会対策と同じくらい喫緊な課題に対する、認識というか覚悟が国は不足しているんでないか。

(経営の視点)「フランスの孫正義」と大統領 政府とタッグで事業創出 編集委員 関口和一 :日本経済新聞

 

そうなんだよなぁ。

政府も、AIだー、IoTだー、それで第4次産業革命のリーダーシップを取るんだー、って言ってる割には、それに対する予算的覚悟が全然足りない気がする。

 

もちろん、限られた財布の中で、あっちを立てればこっちが立たずだから、新しいことよりも既存のことの方を気にしとかないと、選挙戦略的に難しいんだろうけど。

でも、「こういう日本を目指すから、今この時は、この分野に国家的投資をする」っていう大胆な発想があっても良いのでは。

あとは民間が必死こいて考える。

 

そうでないと、本当に日本の将来はないと思うんだな。

少子高齢社会対策と同じくらい、喫緊なことだと思う。