habinyo’s diary

日々のニュースに対する思いを徒然に。自らの考え、軸、信念を確かなものにするために更新します。

東芝には外部から「劇薬」を。

主力行、半導体分離迫る 融資継続 東芝、出資提案を再募集 :日本経済新聞

 

伝統ある企業の統治不全は劇薬を投じないと復活は難しい。

 

JALを稲盛さんが改革し、V字を見せたように、全く別の経験を持つカリスマ経営者のトップダウン改革が復活への手段の一つだと思う。

 

社会に役に立つ技術を持ち、それをさらに進化させようとしている現場の人財があるのであれば、まだまだ光はある。

 

劇薬を期待したい。

何かの事業で成功したということは、他が真似できない何らかの資産がその会社に積み上がったているはずで、それを正しく応用すれば、新たな事業を生めるはず。

キタムラ、129店閉鎖へ 写真プリント回復見通せず SNSで共有増える :日本経済新聞

 

色々と時代の波に乗れなくなった業界ってあると思うけど、この「写真屋さん」はトップランクにあげてもおかしくない業界だろう。

 

写真屋さんで記念写真撮影なんて、もはや子どもがいる家庭しかやらないし、そこのマーケットを完全につかんでいるのは、スタジオアリス。そこの牙城を崩そうとするよりも、やはり、これからの時代を見据えた新たな一歩が必要なんだろう。

 

そもそも、プリント技術って、どんだけ専門的なことが必要なんだろうか。

もし、そこに特別なものがあるのであれば、それを起点に色んな事業を考えられる。

富士フィルムが、本来持っていた技術を生かして、化粧品や医薬品を作り、大成功しているように。

 

時代とともに提供する価値は変わるはず。

そのとき、何らかの事業で成功したということは、そこに他の会社には真似できない資産があるはずだ。

 

それを生かすも殺すも、経営判断次第。

 

キタムラの今後に期待したい。

オフィスに出社するのは、性悪説に基づいてるからかな。

進む働き方改革 ソフトバンク、フレックス勤務でコアタイム廃止 :日本経済新聞

 

働き方改革ってのは、限られた人材を最大限活かせるようにすること。

 

はっきり言って、最近はオフィスまでの通勤時間がむだに感じてきた。

 

そもそも、なぜ、こんなにも、人は会社に出社しなければいけないのだろうか。。

このストレスのかかる満員電車に揺られ、1時間とかかけて、出勤する。

 

電車遅延っていって、遅れてくる人がたくさんいる。私の上司のような人は、ほぼ毎日「電車遅延」。

そしてその遅れるという連絡を受け、返信する。

無駄だ。。

 

オフィスに行かなくても仕事ができる世の中だけど、それでも毎日行かねばならないようにしてるのは、性悪説なのかもしれない。

「人は一人で働くとさぼる」と。

 

ほぼ毎日、電車遅延とか言ってるクソみたいな人は、確実にサボるだろう。

でも、どうせいつでもサボってるから、働き方が変わっても同じか。

 

やっぱり、こういうのは上から改革だな。

日米首脳会談に対する蓮舫さんのコメントに対するコメント

www.fnn-news.com: 民進・蓮舫氏、日米首...

 

今日は日経新聞、休刊日。

 

週末の最重要トピックは、日米首脳会談。

 

リンクは、蓮舫さんのコメント。

このコメントについては、2点、注目したい。

 

・日本の移民政策に対して、民進党も考えを主張すべき立場になった。この問題に触れない安倍さんを批判しているから。

 

・ゴルフをコミュニケーションツール、手段として活用した時の破壊力(心の距離を近づける)を、蓮舫さんは知っておいた方が良い。

 

どうも、蓮舫さんのその場のアドリブ的な発言っぽいのが気になるんだよなー。

 

トランプ、意外とかわいい一面。

トランプ氏「強いドル、弱いドルどちらがいい?」 午前3時、側近に電話 軍出身のフリン氏「分かりません」 :日本経済新聞

 

なに、この微笑ましいエピソードは。

 

あれだけ強気に振舞っていても、やはり内心は迷いがあるのか。

 

トランプも人の子。

 

日本は毅然とした態度で臨もう。

トランプの批評はアメリカがすればよく、他の国は、自国との相対としてアメリカを冷静に見るべきだ。

(ニュース複眼)米入国制限 惑う世界 :日本経済新聞

 

閉鎖的な移民政策、保護主義政策が、アメリカにとって、吉と出るか凶と出るか、にわかにはわからないだろう。

 

一時的に好景気になったら、不景気になるかもしれないが、そんな短期的な判断をトランプが取る政策で行うことは危険だろう。

 

トランプの任期が終わる頃、もしくはそれ以降にその政策が今、そしてこれからのアメリカに良かったのか、悪かったのか、評価できるのかもしれない。

 

もしかしたら、アメリカが受け入れない人材を他国が囲い込むチャンスかもしれない。

 

いずれにせよ、トランプの批評は他国がすることではなく、トランプが取る政策の自国への影響を冷静に分析をしながら、自国が取るべき政策をそれぞれが考え、実行することだ。

ワイドショー的な批評は国家にとって無意味だろう。

次の都議選で小池グループが過半数を取ったとしたら、それは小池劇場の最終章の始まりになるかもしれない

(迫真)小池都政 とめどなき戦い(2)豊洲迷走さえ追い風に :日本経済新聞

 

小池さんの「都民ファースト」劇場。

小泉さんがかつて行ったそれと同じく、権力を持つ「身内」と思われる人たちを敵に設定し、世論を巻き込む政治。

 

そこには、組織から異端として扱われ、組織の中では裏切り者扱いされた孤独な人間が、その強大な組織に挑んでいく、まさに小説のような。

 

さて、小泉さんの場合は、最後まで孤独に戦った印象だ。郵政民営化という、自分自身の最大の政策目的を掲げて、かつての味方を切ってまでも冷徹に戦い続けた。

選挙では大勝利を収め、郵政民営化を実現させたら、潔く辞めた。

もちろん、総裁任期の終了という事実があったのだが、党内には延長論もあった。

それでも辞めたのは、「続けても世論を巻き込めるシナリオは、もう無い」という判断まあったのでは、と勝手に推測できる。

 

果たして小池さんはどうか。

小池さんの新しい政治グループが、都議選から立つ。

ここで、もし過半数を取った時、孤独に戦う姿は無くなる。敵がいなくなる。少なくても都政治には。

 

過半数をとった時、それは小池劇場の最終章の始まりになるかもしれない。

もし、大勝利後の壮大なシナリオを書いてなければの話だが。